始まりは、環境への危機意識から

地球上では多様な生物や大気、水、土壌などが有機的に結びついて物質循環を支えており、
人類もまたその中でしか存在できません。特に20世紀後半以降、産業の発展とともに自
然を汚染し、生態系とその基盤である生物多様性に対しても影響を及ぼしてきました。
CO2を低減させ、持続可能な社会を実現するために何か貢献できないか?
今よりもより進化した(Advanced) 生活を実現できるように、付加価値(Added
Value)を提供できる製品をできないだろうか?このような思いから製品開発を開始しま
した。

開発に取り掛かったものの・・

アドパワーの基礎技術にたどり着くまでは、非常に長い年月と努力を要しました。様々な原材料の特性を調査し、取り付け方や製品の形状を一つ一つ模索しました。私たちが望む十分な効果を発揮する最適解を見つけるべく、何度も何度も試行錯誤を重ねました。

そしてついに2015年、貼るだけで車の走りが変わり、燃料消費量や快適な運転操作性、排出ガスの低減を期待できる私たちの最初の製品「アドパワー(AdPower)」が誕生しました。


その後アドパワーのさらなる性能研究を行うために、同じ志を持つ共同研究先を探し始めました。しかし当初は「オカルト」という声が多く、残念ながらほとんどすべての研究機関から断られてしまい、非常に悔しい思いをしました。


それでも私たちはアドパワーに秘められた大きな可能性を信じ、逆境にも負けず、地道な活動と成長を積み重ねました。

特許を取得!

ついにその努力が実を結び、2017年に最初の特許を取得。2019年には東海大学工学部機械工学科との研究が開始されました。当時まだあまり解明が進んでいなかった静電気という検証が難しい分野で、可視化方法を試行錯誤し、2022年まで研究を実施しました。その結果、エンジンにおける吸入空気の静電気を抑制させ、空気流れを改善させる効果を実証しました。

特許
2017年7月 特許を取得

私達の研究開発は続いていきます 

また日々の努力の積み重ねによる成果は、それだけに留まりません。アドパワーの性能研究や効果が徐々に評価されるようになり、2019年にはモンゴル・ウランバートル市営バス会社へ導入されました。
 
2022年には2つ目の特許を取得。また同年、千葉工業大学電気電子工学科との共同研究が開始され、アドパワーの静電気抑制技術はより一層進化(深化)し続けております。

2024年にはレーシングカーに導入されレースに貢献し、アドパワーは幅広い場所で活躍し続けています。