新興国でのアドパワー導入事例と排ガス試験結果

事例1

モンゴル ウランバートル市営バス

2019年9月、モンゴル・ウランバートル市営バスでの排気ガス削減プロジェクトでアドパワーが採用されました。

新興国での車両の状況は日本の車両と比較すると型式も古く、想定外のことが起こる可能性もあります。そこでまず現地に赴き、実際の車両を見た上で対応しました。

まず、50台の車両のうち、10台に導入することになりました。

現地での排ガス測定試験

日本では最近は車の排気口から噴き出す黒煙は見かけなくなりましたが、新興国で質の高いガソリンがなかなか手に入らないため、真っ黒な黒煙が吹き上げます。

そこで、2019年10月、AdPowerを貼る前と貼った後で黒煙濃度にどれほど違いが出るかの実験を行ないました。

試験結果

結果、黒煙濃度に関しては、-46.5%。黒煙に関しては、ほぼ半減させられるという結果でした。

事例2

ルーマニア ブカレスト交通公団

2018年、ルーマニア ブカレスト交通公団にて採用されました。

導入車両は1998〜2003年式のメルセデス・シターロ(Mercedes Citaro)です。

2020年現在50台に採用されています。

※先方の要望で、赤色ではなく、エアフィルターと同系色の白色となりました。

現地での測定試験結果

現地の車両、燃料で測定したところ、PM(粒子状物質)は32%、CO(一酸化炭素)は38%、HC(炭化水素)は39%、それぞれ削減できました。

この試験で、AdPowerは海外の燃料の質、車両の状態にも対応できることがわかりました。

新興国における排ガスの現状

例えばモンゴルでは、政府が高品質なガソリンを輸入する方針をとっておらず、現在世界基準のユーロ規格に対応しない低品質なガソリンが99%を占めると言われています。国民は一定基準以上の燃料を使いたくても手に入らない状況です。

また、車両自体も中古車が一般的なので、エンジン燃焼効率が悪く、さらに排出ガスが増える悪循環となっています。

DPF(黒煙除去フィルタ)装置を使うと黒煙を100%除去できますが、かなりコストがかかる上に、整備工場で取付し、日々フィルター洗浄を行わないといけないので、現実的に導入が進みそうにありません。

安価で誰でもすぐに取付ができ、黒煙を半減させることができるAdPowerが、現時点では新興国における排気ガス対策では一番現実的と言えます。

2020年10月現在、AdPowerは世界32か国で導入されています。今後も世界の空気を変える一助になれるよう日々取り組んでいきます!

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