滝を見にドライブに行きたいという人も多いですよね。
とはいえ「どこがいいんだろう……?」と悩む人もいるでしょう。
そこで、カメラとドライブ好きの筆者が、全国にある数多くの滝からおすすめ10ヵ所を厳選しました。
お気に入りの滝が、きっと見つかるはずですよ!
滝へのドライブでおすすめの場所10選
早速ですが、滝へのドライブでおすすめの場所を10か所紹介します。
①:白ひげの滝【北海道】
1つ目が、北海道上川郡美瑛町にある「白ひげの滝」です。
白ひげの滝は青い池でおなじみの美瑛川に向かって流れるという、特徴的な美しさが魅力。
滝に流れる水は地下水で、これも全国的に珍しいと言われています。
特に冬は滝筋と雪、岩肌のコントラスト、水しぶきや湯気による霧氷で美しく、春から秋とはまた違った景色を楽しめます。
また、平成30年11月からライトアップもされていることから、ドライブでの旅行やドライブデートにもおすすめですね。
そして、駐車場が無料で利用できるのもドライブには欠かせないもの。
公共トイレも白金観光センター内にあるので安心ですね。
②:元滝伏流水【秋田県】
2つ目が、秋田県にかほ市にある「元滝伏流水」です。
元滝伏流水は落差5m、幅30mの滝。
コケのついた岩肌のスキマから流れる細い滝筋が美しく、見ごたえのある場所と言えるでしょう。
また、駐車場から滝まで750mあり、杉林の中の遊歩道を通ってトレッキングも楽しめます。
途中に湧き水があり、そちらも見ごたえのあるポイントでしょう。
そして駐車場は普通車21台、大型車9台の計30台です。
白ひげの滝と同じく、無料で利用できますよ!
③:濃溝の滝【千葉県】
3つ目は、千葉県君津市にある「濃溝の滝」です。
濃溝の滝は、東京23区から2時間前後でアクセスできる立地の良さが魅力。
首都圏に住む人が日帰りで楽しむにはちょうどいい距離ではないでしょうか。
もちろん滝もおすすめで、3月・9月の早朝に洞窟から差し込む光が水面に反射しハートを描き出す「清水渓流広場」は、SNS映えすると話題になっています。
さらには、洞窟周辺の遊歩道はホタルが飛んだり紅葉を楽しめたりと、季節に合わせて違った景観を楽しめます。
また、駐車場も130台程度と広く、無料で利用できるのもありがたいですね!
④:吹割の滝【群馬県】
4つ目は、群馬県沼田市にある「吹割の滝」です。
吹割の滝は高さ7m、幅30mで「東洋のナイアガラ」という異名を持ちます。
そんな吹割の滝が誇る珍しいポイントは「上から見下ろせる」こと。
大地が避けたかのような大岩から水しぶきをあげる大迫力は、他ではなかなか見れないでしょう。
また、遊歩道を歩いていくと山の上からも滝を眺められます。
川の流れや水が落ちる様子を全体で見れるのも面白いですね。
そして、100台が無料で止められる駐車場があるのもおすすめポイントです。
ただし、3月下旬ごろまで冬季閉鎖中ですので、4月〜11月に行くようにしましょう。
⑤:吐竜の滝【山梨県】
5つ目は山梨県北杜市にある「吐竜の滝(どりゅうのたき)」です。
読み方が少し珍しいので、カーナビにセットするときは注意しましょう。
吐竜の滝は落差10メートル、幅15メートルで、岩間から絹糸のように流れ落ちる滝の様子は、日本庭園をイメージさせます。
滝といえば激しいイメージがありますが、吐竜の滝は穏やかです。
日常の喧騒を忘れて静かな場所に行きたい人には、もってこいの場所と言えるでしょう。
また、トイレや遊歩道も整備されているので、お子様と一緒にトレッキングを楽しむことができますよ。
ただし、駐車場は約20台とやや狭め。
早めの時間に向かうことをおすすめします。
⑥:赤目四十八滝【三重県】
6つ目は、三重県名張市にある赤目四十八滝です。
赤目四十八滝は名前の通り48個の滝……と思いきや「四十八=数が多いこと」という意味で48個ではありません。
どこまでの大きさを滝とカウントするかによりますが、20〜30個という口コミが多かったです。
そんな赤目四十八滝を全て見ようと思えば、片道4キロ。
筆者も歩いたことありますが、結構しんどいですね(笑)
ただ、しんどさに見合う美しさもあり、スタート地点から約2600mのところにある「荷担滝」は圧巻のひとこと。
もし赤目四十八滝に行くなら、運動がてらぜひ訪れてほしいですね。
また、周辺の施設が充実しているのも魅力で、食べ歩きや忍者修行体験も楽しめます。
温泉も近くにいくつかありますので、かいた汗を流してから帰ることができますよ。
駐車場は1回800円と有料なのがデメリットですが、最大700台分の駐車スペースが用意されているので混雑を気にせず楽しめますね。
⑦:那智の滝【和歌山県】
7つ目は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある「那智の滝」です。
那智の滝は熊野三山の1つである「熊野那智大社」の中にあり、落差はなんと133メートル。
100メートル以上の落差から流れる水の音や水しぶきは「圧巻」のひとことです。
また、滝を見るだけでなく参拝やトレッキングもできるので、関西や東海からの日帰りドライブにおすすめの場所と言えるでしょう。
そして、那智の滝の駐車場は近くで1回500円、離れた場所で400円です。
休日には満車になることも多いので、早めの時間に行くことをおすすめします。
余談ですが、那智の滝を間近に見る「お瀧拝所」では、別途300円のお納めが必要です。
⑧:深谷の滝【岡山県】
8つ目は岡山県備前市にある「深谷の滝(みたにのたき)」です。
深谷の滝は幅・高さともに13メートルで、岡山県南部ではトップクラスに大きな滝と言われています。
特徴は「木漏れ日と滝のコントラスト」で、季節や時間帯が合えば映画の世界に来たかのような景色を見れることも。
また、滝の周辺は深谷公園として整備されていて、登山ほど苦労せずに見に行けます。
このことから、家族でも楽しめるスポットと言えますね。
唯一のデメリットは、駐車場が普通車10台しかないこと。
行かれる方は、早い時間に行くことをおすすめします。
⑨:御来光の滝【愛媛県】
9つ目は愛媛県久万高原町にある「御来光の滝」です。
御来光の滝は石鎚山の中腹にあり、落差100m以上あります。
石鎚スカイラインの中腹にある「長尾尾根展望台」から遠望でき、晴れた日の午前中は滝にかかる虹を見ることもできます。
四国でドライブを楽しみながら立ち寄るには、いいスポットと言えるでしょう。
ただし、注意点が1つあります。
それは「滝下から見るなら行程が険しくなること」です。
苔が生える道なき急斜面を、1時間ほど歩き続けなければなりません。
そのため、体力に自信のない人や子供連れでは難しいでしょう。
しかし、滝下から見る景色は迫力満点!
トレッキングや登山も好きという人は、外せない場所ですね。
⑩:龍門の滝【大分県】
最後、10個目は大分県玖珠郡九重町にある「龍門の滝」です。
龍門の滝は落差26m、幅40mの滝で、安山岩の岩壁を二段で落水します。
そんな龍門の滝最大の特徴は「滝すべり」ができることで、お子さんが喜ぶこと間違いなし。
道具も近くの「龍門茶屋」で購入やレンタルができるので、手ぶらでも楽しめるのも魅力です。
加えて、滝の音を聞きながらキャンプも楽しめるので、アウトドア好きにもおすすめの場所と言えますね。
駐車場は基本的に無料ですが、夏休みなどのハイシーズンで満車のときは有料の駐車場も利用できます。
無料で済ませたいなら早めに行きましょう。
まとめ:滝へのドライブでマイナスイオンをもらおう
この記事では、滝へのドライブでおすすめの場所を10か所紹介しました。
ひとくくりに滝と言っても、高さのあるものから横幅の広いもの、珍しい形をしたものまで多種多様です。
近くの滝に行くのもよし、旅行がてら遠方に行くのもよし。
気になった滝へドライブに行ってみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。