自分の車になってもらう儀式〜エンジンを長持ちさせる術を伝授します〜

車の模型

車の寿命ってどのくらい?

人間の寿命は、日本で約80歳くらいですよね。では、“車”はどうでしょう。
愛車の寿命を伸ばし長く乗るためには、“車の心臓”とも言われるエンジンを長持ちさせることが大切なんです。
今回は自分の車になってもらうための儀式でもある「エンジンを長持ちさせるために大切なこと」をご紹介します。

エンジンを長持ちさせる術

ボンネット

エンジンを長持ちさせるためには「オイルとオイルフィルターの交換」が鍵になってきます。
オイルはエンジン内で潤滑や冷却などの役割を、オイルフィルター(別名:オイルエレメント)はオイルの汚れやゴミをろ過する役割を果たしており、エンジンをきちんと機能させるためにとても重要です。
なので、オイルとオイルフィルターが劣化してしまうとエンジンの故障の原因となり、最悪の場合、車が走らなくなってしまうということです。

1・2回目の交換

私は新車で買っても、中古で買っても、納車したらすぐにオイルとオイルフィルターを交換します。そして500kmくらい走ったら、またオイルとオイルフィルターを交換します。

「えっ、もったいない。」「なぜ、また交換してしまうの?」と思う方も多いかもしれませんが、どんなオイルが入っているのか、中古車ならどんな使い方をしたか、分からないからです。

さらに中古車ならエアフィルターと、バイクの場合はスパークプラグも交換します。

また同時に、運転者のクセや日常的な使い方を学習し補正をかける学習機能“バッテリーターミナル”を1度外します。バッテリーターミナルをリセットすることで、自分好みの走りを素早く学習させるためです。

3回目の交換

そして3度目のオイル交換は、2度目のオイル交換、そう500km走行後のオイル交換時の状態から、オイルとエンジンのなじみを判断して行います。目安は距離にして、3,0005,000kmくらいです。

これでやっとその自動車、バイクは自分のものになります!
自分のアクセルの踏み方や使用する環境、クセが学習され、自分好みの車になるのです。

その後のオイル交換時期は「5,000〜10,000km」または「1年後」です。
長く大事に愛車に乗り続けたいのなら、安いオイルではなく、“純正指定オイル”をおすすめします。
もちろん、オイルフィルターはオイル交換と一緒に変えて下さい。

オイルとオイルフィルター交換の気になること

  • 「どこでオイル交換をすれば良い?」
  • 「時間はどのくらいかかる?」
  • 「値段はいくらくらい?」

時間や料金相場は、やはり気になりますよね。
オートバックスなどのカー用品店やガソリンスタンド、ディーラーなどで交換するのが一般的です。作業時間は30分程度と短く、気になる料金も2,000〜6,000円程度です(車種によって異なりますので、ご注意を!)。
オイルフィルターの交換はディーラーやカー用品店のスタッフが備え付けの適合表を確認し、メーカー純正品を使用するのが一般的です。

まとめ

今回はオイル・オイルフィルター交換について、私がいつも行っていることをご紹介しました!
エンジンのお手入れについては、違う考えをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、私なりのおすすめの方法でございます。
ぜひ実践してみて下さい。 次回は“慣らし運転”についてご紹介したいと思います。
では、次回もお楽しみに!