冠水道路は走っても大丈夫?愛車を故障から守る判断と走行後の注意点

運転中、突然の大雨で目の前の道路が冠水していたら、そのまま進みますか。

「浅そうだから大丈夫」「前の車も通れているから、自分の車も走れる」と思うかもしれません。しかし、冠水道路は見た目だけでは水深や路面の状態が分からず、エンジン停止や電装系の故障、車両が流される事故につながるおそれがあります。
さらに、無事に通過できたように見えても、車の内部に水が入り、後から異常が現れることもあります。

愛車を守るためには、冠水した道路に進入せず、迂回することが最も確実です。 この記事では、冠水道路を避けるべき理由と、万が一走行してしまった場合の注意点を3つの重要なポイントに絞って解説します。

この記事のポイント

  • 冠水道路は、水深が浅く見えても迂回する
  • タイヤの半分という目安は、安全を保証するものではない
  • 走行直後に異常がなくても、後から故障することがある
  • 他の車が通れても、自分の車が安全とは限らない

ポイント1:冠水道路は浅く見えても迂回すべき理由

一般的に、車が走行できる水深の目安は、フロア、つまり床面が水に浸からない程度とされています。
タイヤの半分ほどの水深であれば、低速で走行できる場合もあります。しかし、これは「その深さまでなら安全」という意味ではありません

冠水した道路では、濁った水によって正確な水深や路面の状態を確認できません。道路が陥没していたり、側溝やマンホールのふたが外れていたりする可能性もあります。また、走行によって発生した波をエンジンの吸気口から吸い込むと、エンジンが突然停止することがあります。水の流れが強ければ、車体が浮いたり流されたりする危険もあります。

「このくらいなら大丈夫」と判断せず、冠水していることが分かった時点で迂回することが、同乗者と愛車を守る大人の選択です。

ポイント2:他の車について行かないことが事故と故障を防ぐ

前を走る車や対向車が冠水道路を通過していると、「自分の車も行けるのでは」と考えてしまうかもしれません。しかし、車高や車両重量、タイヤの大きさ、エンジンの吸気口の位置は車種によって異なります。また、大型車が起こした波によって、自分の車が大量の水をかぶる可能性もあります。

他の車が通過できたことは、自分の車が安全に走れるという判断材料にはなりません。周囲の車に惑わされず、迷わず迂回することが、事故と高額な故障を避けるための確実な方法です。万が一、冠水道路の途中で車が動かなくなった場合は、愛車よりも自分と同乗者の安全を優先してください。

水位が上がると、水圧によってドアが開きにくくなったり、電装系の故障で窓が動かなくなったりすることがあります。危険を感じたら早めに車外へ脱出し、安全な場所へ避難しましょう。脱出用ハンマーは、トランクではなく、運転席から手が届く場所に備えておくと安心です。

ポイント3:無事に通過しても早めの点検が愛車を守る

冠水道路の怖さは、走行中や走行直後に異常がなくても、時間がたってから不具合が現れることです。
走行中のエンジンやトランスミッションは高温になっています。その状態で水に入ると部品が急激に冷やされ、目に見えにくい通気口などから内部へ水が入り込むことがあります。

内部に水が混ざると、後から次のような症状が現れる可能性があります。

・変速時のショックが大きくなる
・スムーズに変速しない
・警告灯が点灯する

特にAT車やCVT車では、トランスミッションの修理が高額になることもあります。冠水道路を走行してしまった場合は、「普通に走れているから大丈夫」と判断せず、早めに販売店や整備工場へ相談しましょう。早期の点検が、故障の拡大を防ぎ、愛車を長く守ることにつながります。

まとめ|「進まない判断」が大切な愛車を守る

冠水道路は、見た目だけでは水深や路面の状態を正確に判断できません。通過できたとしても、エンジンや電装系、トランスミッションなどに水が入り、後から故障する可能性があります。

大切な愛車と乗員を守るためにも、冠水した道路には進入せず、安全なルートへ迂回しましょう。万が一走行してしまった場合は、異常がなくても早めに点検を受けることが大切です。

日頃の愛車ケアも忘れずに

冠水後は、販売店や整備工場での点検が最優先です。そのうえで、普段から車の状態を確認することも、愛車と長く付き合うための大切な習慣です。

アドパワー」は、走行時に発生する静電気に着目し、車両全体の空気の流れを整えることを目指した製品です。エンジンにつながる、エアクリーナーボックスやエアダクトに貼り付けるだけで手軽に取り付けられます。

天候が落ち着いた休日には、ボンネット内の汚れや部品の状態を確認しながら、日頃の愛車ケアを行ってみてはいかがでしょうか。

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※アドパワーは、冠水による浸水や車両故障を防止する製品ではありません。冠水道路を走行した場合は、販売店や整備工場へご相談ください。
※車両の構造や対応方法は車種によって異なります。車両の取扱説明書や自動車メーカーの案内もご確認ください。
※感じ方や使用環境により体験には個人差があり、特定の効果を保証するものではありません。※本記事は掲載時点の情報をもとに作成しています。