愛車を長く大切に乗るために、特別な整備や高価なパーツだけが必要なわけではありません。
自動車でも、オートバイでも、自転車でも、日々のちょっとした心掛けで、コンディションの保ち方は変わってきます。愛車を長く良い状態で乗り続けられるかどうかは、実は日々の扱い方にも左右されます。
今回注目したいのは、毎日のように行う「駐車」です。
何気なく停めているだけでも、場所や手順によっては、タイヤ止めやギア、Pレンジに余計な力がかかったままになることがあります。そこで今回は、愛車への負荷を少しでも減らすために、駐車時に意識したい工夫と手順をご紹介します。
平らな場所に駐車することが、愛車への負荷軽減の基本

乗らない時、つまり駐車している時は、長期保管であればタイヤやサスペンションにかかる負担を分散する方法がとられることもあります。とはいえ、自転車のようにバーに掛けて保管するのは、自動車やオートバイでは現実的ではありませんよね。
オートバイなら、平らな床面のガレージで専用スタンドを使って持ち上げることも可能かもしれません。しかし、日常的な保管環境としては「現状はそうもいかない」という方が大半ではないでしょうか。
床面や路面に傾きがあると、駐車ブレーキのないオートバイでは、Lowギア(低速ギア)に入れて動かないようにすることがあります。ただし、この状態ではエンジン、クラッチ、ギア、チェーンなどに力がかかったままになる場合があります。
愛車を労るためにも、まずはできる限り「傾斜のない、平らな床面・路面」を選んで駐車することを心がけたいものです。
駐車時に愛車への負担を減らす4つの手順

駐車ブレーキのある自動車の場合、マニュアル車ならRギアまたはLowギア、オートマチック車なら「Pレンジ」に入れると教習所で教わった方も多いと思います。
これは、駐車ブレーキの故障や追突事故などが起きた際でも、車が不用意に動き出さないようにするための安全措置です。
ただし、Pレンジやギアは、あくまで車の動き出しを防ぐための補助的な役割です。
基本は、車を完全に停止させたうえで、駐車ブレーキをしっかり効かせることが大切です。そのうえで、タイヤ止めがある駐車場に停める際は、以下の手順を意識してみてください。
※平坦な場所で、周囲の安全を確認したうえで行ってください。傾斜地では車が動くおそれがあるため、必ず車両の取扱説明書に従い、必要に応じて輪止めを使用してください。
- タイヤがタイヤ止めに当たったら、ギアを「ニュートラル」にする。
- 車が動かないことを確認しながら、フットブレーキをいったん緩めてから、もう一度フットブレーキを効かせる。
- その状態で、駐車ブレーキ(サイドブレーキ・パーキングブレーキ)をしっかり効かせる。
- 最後に、マニュアル車ならギアを入れ、オートマチック車なら「Pレンジ」に入れる。
Pレンジに入れたあとに車が少し動き、「ガチャン」とギアに寄りかかったような感覚を経験したことがある方もいるかもしれません。
上記の手順を意識することで、タイヤ止めやPレンジ、ギアに余計な力がかかったままになる状態を防ぎやすくなります。
小さな工夫ではありますが、駐車時に不要な力をかけっぱなしにしないという意味で、愛車を労る習慣につながります。
【あわせて読みたい:愛車に長く乗り続けるために。新車時の「スムーズな走り」を保つ3つの基本ケア】
駐車時だけでなく、日頃のケアで走りのコンディションを整える

扱い方次第で愛車への負荷を減らせるのは、駐車時だけではありません。日々のちょっとしたケアも、気持ちよく走り続けるためには大切です。
休日の洗車などでボンネットを開けた際は、ついでに見えない吸気まわりのお手入れもしてみませんか。
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大掛かりなメンテナンスではなく、洗車や点検のついでにできる小さなプラスアルファとして、愛車を労る習慣のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
愛車を長く大切に乗るためには、特別な整備だけでなく、日常の扱い方も大切です。
駐車時は、できるだけ平らな場所を選び、車を完全に停止させてから駐車ブレーキをしっかり効かせること。そして、タイヤ止めやPレンジ、ギアに余計な力がかかったままにならないよう、手順を少し意識することがポイントです。
毎日の小さな心掛けが、愛車を労ることにつながります。駐車時のひと工夫から、ぜひ取り入れてみてください。
※本記事は掲載時点の情報をもとに作成しています。
※駐車方法は車種や車両構造により異なる場合があります。必ずお車の取扱説明書をご確認ください。
※感じ方や使用環境により体験には個人差があり、特定の効果を保証するものではありません。
※掲載画像はイメージを含み、記事内容と直接関係しない場合があります。













